AWS CodeCommitを利用する。

CodeCommitとは

Gitを使用したソース管理サービスになります。 CodeCommitを利用することでGitサーバの構築、管理が不要になります。 GitユーザーはIAMユーザー単位で管理することができます。

前提

  • ここでは基本的なCodeCommitの使い方を記載しています。
  • Gitの基本的な知識がある人向けです。
  • GitはHTTPS認証の接続になります。

CodeCommitを利用するまでの流れ

  1. CodeCommitでリポジトリを作成する。
  2. IAMでグループを作成する。
  3. IAMでユーザーを作成する。
  4. 作成したリポジトリをpullする。
  5. 作成したリポジトリにpushする。

CodeCommitでリポジトリを作成する

まずはCodeCommitでリポジトリを作成する手順になります。 サービスからCodeCommitを選択し、メニューのリポジトリを選択し、「リポジトリを作成」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210222103803p:plain

次にリポジトリ名を入力して「作成ボタン」を押します。 f:id:shibue:20210222104656p:plain

リポジトリが作成できたことを確認します。 f:id:shibue:20210301095815p:plain

IAMでグループを作成する

リポジトリを作成したらCodeCommit用にグループを作成します。 サービスからIAMを選択し、メニューのグループから「新しいグループの作成」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301140055p:plain

グループ名を入力し、「次のステップ」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301140824p:plain

作成するグループにアタッチするポリシーを選択します。 今回は「 AWSCodeCommitFullAccess」を追加し、「次のステップ」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301144447p:plain

確認画面で「グループの作成」ボタンを押下します。 f:id:shibue:20210301145824p:plain

作成したグループが表示されていることを確認します。 f:id:shibue:20210301150059p:plain

IAMでユーザーを作成する

グループを作成したらCodeCommitを利用するユーザーを作成します。 メニューのユーザーから「ユーザーを追加」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301152337p:plain

ユーザー名を入力し、アクセスの種類は「プログラムによるアクセス」を選択し、「次のステップ:アクセス権限」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301154440p:plain

「ユーザーをグループに追加」から先ほど作成したCodeCommit用のグループを選択し、「次のステップ:タグ」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301154845p:plain

必要があればタグの情報を入力し、「次のステップ:確認」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301155156p:plain

内容を確認し、問題がなければ「ユーザーの作成」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301160558p:plain

ユーザーの作成が成功したらアクセスキーIDやシークレットアクセスキーを保存します。 アクセスキーIDやシークレットアクセスキーは他人に公開しないでください。 次は作成したユーザーを選択し、認証情報を変更します。 f:id:shibue:20210301162045p:plain

認証情報タブから「AWS CodeCommit の HTTPS Git 認証情報」の「認証情報を生成」ボタンを押します。 f:id:shibue:20210301162533p:plain

「証明書のダウンロード」ボタンを押して認証情報をダウンロードします。 認証情報は他人に公開しなくでください。

作成したリポジトリをpullする

サービスからCodeCommitを選択し、メニューのリポジトリを選択し、「URLのクローン」からHTTPSを選択しURLをコピーします。 f:id:shibue:20210302101023p:plain

ターミナルを起動し、コピーしたURLを使用してリポジトリをクローンします。 UsernameとPasswordはダウンロードした認証情報に記載されているものを使用します。 成功すると以下のようなメッセージが表示されます。 f:id:shibue:20210302133143p:plain

作成したリポジトリにpushする

クローンしたプロジェクトにサンプルのファイルを作成し、pushを行います。 f:id:shibue:20210302142154p:plain f:id:shibue:20210302142014p:plain

AWSコンソールのサービスからCodeCommitを選択し、メニューのリポジトリを選択し、作成したプロジェクトを選択します。 f:id:shibue:20210302142909p:plain

先ほどpushしたファイルが追加されていることを確認します。 f:id:shibue:20210302143141p:plain f:id:shibue:20210302143155p:plain

以上が基本的なCodeCommitの使い方になります。